「自分を育てるあの手この手」目次
「自分を育てる心の学校」
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「中高年も成長する! 大人が、自分を育てる手がかり足がかり」
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からだは偉いです
生まれてきたとは、こりゃすごい!
あなたは、
自分が、 1個の細胞だった頃を、覚えていますか?
私たちは、今でこそ、当たり前のように、
人間の体をして、生きていますが、
元をたどると、 1個の細胞でした。
その 1個の細胞は、 精子と 卵子の、
奇跡的な確率の 出会いによってできたものです。
同じ父と母であっても、
ちょっと、 出会いが違っていれば、
それはもう、あなたではなく、
あなたの きょうだいにあたる人に、
なっていたでしょう。
そして、あなた自身は、
存在していなかったかもしれないのです。
私たちは、たった 1個の細胞でしたが、
無事、 人間の体となるまで、
生き延び、 成長し続けることができたからこそ、
生まれてくることができたのです。
私たちが、 自分の体と感じることができるのは、
あの 1個の細胞から始まった、 この体だけです。
1度も 死滅することなく、
生き延び、 生き続けてきた、 この体だけです。
あなたも、
それは、「 すごいことだ」と、思いませんか?
生きているとは、こりゃまたすごい!
あなたは、
生まれてから、このかた、ずっと 生きています。
何とすごいことに、
まだ 1度も死んでいません。
たとえ、あなたに、 前世の記憶があったとしても、
今生においては、まだ 死んでいないのです。
ということは、
あなたの 体も、生まれてから、このかた、
働くのを、 1度もやめたことがない、ということです。
あなたが、いちいち 命令しなくても、
あなたの 体の60兆の細胞は、
せっせと 働き続けているのです。
あなたが、ぐっすり眠りこけているときにさえ、
あなたの 体は、 休まず働いています。
あなたの 体は、あなたを 生かすために、
日夜、献身的に 働き続けているのです。
あなたは、
そんな 自分の体のことを、どう思っていますか?
体なしでは、手も足も出ない!
あなたは、
自分の 体が、思うようにならないと、
腹を立てたりしていませんか?
ややもすると、
私たちは、自分の 体を 道具のように扱い、
まるで、
意識のほうが、 体よりも偉そうにしたりします。
しかし、
私たち人間は、
体の感覚を通して、 情報を取り入れ、
そしてまた、
体を使って、 表現しているのです。
私たちは、
体がなければ、何一つ、できない 存在なのです。
もし、
体がなければ、私たちは、もう 人間ではありません。
人間としての体があるからこそ、
人間でいられるのです。
人間として 生きるということは、
体とともに 生きるということです。
体は、あなたの しもべではありません。
体は、あなた 自身です。
自分の 体を 尊重し、
体との 協力関係を作っていくことは、
生きていく上で、 必要不可欠なことなのです。
体はいつでも、生きようとしている!
さて、あなたも、私も、
体なしでは、 生きていけない 存在です。
そして、
体は、地球上に 生命が誕生して以来の、
知恵を蓄えた、 命の 専門家です。
私たちは、他の生物とは違って、
生きることについて、あれこれ 考えることができるため、
生きることに対して、 疑いを持つばかりでなく、
生きることに対して、 否定的な考えさえも、
浮かぶことがあります。
ところが、 体は、
私たちが、そんなことを考えている間も、
生きようとして、 生きるための働きを続けています。
体は、 寿命と言われる、そのときが来るまで、
最後の最後まで、 生きる方向で、 働き続けます。
体はいつでも、 生きようとしているのです。
あれこれ考えて、 混乱してしまったときは、
考えることは、 一旦中止して、
自分の体は、 生きようとしていることを、
思い出しましょう。
気力だけでは…
気力は大切です。
しかし、
気力さえあれば、何でもできるかというと、
そんなことはありません。
体は、 ボロボロ、 クタクタなのに、
ほったらかしにして、
気力だけで、何とかしようとしても、
それは無理な話です。
たとえ、 その場しのぎができたとしても、
必ず、あとで 付けが回ってきます。
やはり、 体の協力が必要なのです。
体を、 良い状態にしてこそ、
最高の力が、 発揮できるというものです。
気力だけに頼るのは、やめましょう。
体のお世話をしっかりして、
体の力とともに、
あなたの 最高の力を、 発揮しましょう。
体に良いことは、気持ちいい♪
基本的に、
体に良いことというのは、
気持ち良く、 心地良く、感じられるようになっています。
そうでなければ、
私たちは、とっくに 絶滅しています。
なので、
生命を維持するためには、
気持ち良いかどうか、
体の感覚として、 快感に属するものであるかどうか、
というのは、 大事な目安になります。
また、
気持ち良さは、その瞬間だけとは、限りません。
そのときは、それほどでなくても、
あとで、 気持ち良さを感じる場合もあります。
あなたも、
自分の体に、聞いてみてください。
そして、
自分の体が、 気持ち良いと感じられることを、
ちゃんと、自分にしてあげましょう。
人間だって、動物さ♪
あなたも、私も、 動物です。
動物なので、
動けるように、 体はできています。
けれども、
体は、 動かし過ぎれば、 壊れてしまいます。
そうかと言って、
動かさないでいると、
筋肉は衰え、関節は固くなり、
動けなくなってしまいます。
私たち 動物には、
ほどよく、 体を動かすことが必要なのです。
どのくらい 動かせば良いのか、
他人と比べることは、参考になります。
しかし、
一番重要な基準は、 自分自身の体です。
今の 自分の体に、最も ふさわしい動き方をすれば、
体は、 気持ち良さとして、それを教えてくれます。
どのくらい、自分が 動けば良いのか、
頭の中の考えだけで、決めつけず、
自分の体に、教えてもらいましょ♪
夜行性の動物ではないので…
私たちは、基本的には、
夜行性の動物ではないので、
昼間、 活動するのに、 適した体になっています。
そして、
夜、 睡眠をとることによって、
疲れを癒す仕組みになっています。
昼間に活動し、 夜は眠る、
という 生活のリズムが、崩れていると、
じつは、
体にとっても、 脳にとっても、 負担なのです。
また、私たちは、
植物のように、 光合成をする訳ではありませんが、
昼間、 光を浴びることで、 体のリズムが整えられます。
それだけでなく、
光を浴びる量が充分でないために、
うつ状態を引き起こす場合もあるのです。
もし、あなたが、
思い当たるような理由もないのに、
体の不調や、 精神的な不調を、感じているなら、
自分の 生活のリズムを、見直してみましょう。
体から心へ、注意信号
私たちは、
体の調子を崩したり、
ケガをしたり、
病気になったりすることがあります。
そうしたとき、私たちは、まず、
その ケガや、 病気を治そうとします。
しかし、そのとき、
もう一つ、気にかけてほしいことがあります。
それは、
体の不調、 ケガ、 病気が、
体から、 心への 注意信号であるかもしれないことです。
体が、
あなたの、 考え方、 やり方、 生き方に対して、
「 このままでは、まずい」
という 注意信号を、送っている場合があるのです。
心が 柔軟性を失っているとき、
体は、 ケガや 病気という形で、
それを教えてくれている場合があるのです。
なので、
体の調子を崩したり、 ケガや 病気のときは、
体を、元の状態に戻すだけでなく、
体が 心に、伝えたがっていることはないかどうか、
体に聞いてみるようにしましょう。
体に、教えてもらう
あなたの 体のほうが、
あなたの 意識よりも、
じつは、あなたのことをよく知っています。
たとえば、
緊張したり、 不安なとき、
体は、硬くなったり、震えたり、
呼吸は浅く、そして早くなります。
反対に、
リラックスしているときは、
体は、ゆったりと、緩んで、
呼吸は深く、そしてゆっくりになります。
しかし、そんなとき、
あなたの 意識は、必ずしも、
そのことに気づいているとは、限らないのです。
意識が、捉えているのは、
その時々の、 自分の一部についてです。
「ああしようか、こうしようか」
考えても、考えても、結論が出ないときは、
自分の体に、聞いてみましょう。
あなたのことをよく知っている 体は、
総合的な判断をしてくれるでしょう。
そして、
そのとき、 腹が決まるのです。
依存症には、気をつけろ!
基本的には、
自分の体の言うことを、信頼してよいのですが、
病気のときだけは、 気をつけてください。
病気になったときというのは、
体の一部が、 病気に乗っ取られた状態になります。
そして、
その 病気の部分が、
病気をより 悪化させようとします。
たとえば、
アルコール依存は、酒を欲しがり、
ニコチン依存は、タバコを欲しがり、
糖尿病は、
甘いもの、カロリーの高いものを、欲しがるのです。
つまり、
病気を 進行させる行為が、
気持ち良く感じられるようになってしまうのです。
なので、
気持ち良いことは、 体にも 良いのですが、
病気を抱えているときには、 要注意です。
病気の部分が、言っていることにだまされず、
本来の自分の体が、言っていることに、
耳を傾けることが必要なのです。
気の持ちようで、体は…
確かに、
体は、 気持ちの持ち方で、変化します。
たとえば、
現実に危機が迫っていなくても、
危険な状況や、不安な状態を、 想像しただけで、
心臓が、ドキドキしたりします。
あるいは、
自分がくつろいでいるところを、 想像すると、
呼吸は、ゆっくりになってきます。
体は、基本的には、
外からの刺激を、感覚器官を通して、
受け取り、反応ます。
ところが、それだけでなく、
頭の中で、 想像されたことに対しても、
外からの刺激と同じように、
受け取り、反応するのです。
要するに、
気持ちの持ち方で、 体の状態も、変化するのです。
そういう訳で、
外からの刺激と同じくらい、
あなたの 考えること、 想像することは、
あなたの 体に対して、 影響を与えているのです。
この仕組みを、よく理解して、
上手に利用するようにしましょう。
体との付き合いは、長い
もしかすると、あなたは、
自分の体が、
若い頃のようには、いかなくなったことを、
痛切に感じているのかもしれません。
けれど、
それは、命に限りがある 生き物として、
受け入れるしかないことです。
しかし、それでも、
今現在の、 自分の体に合ったことをしていけば、
やはり、現時点での、
最大の 機能を 発揮することができるのです。
体には、本来の素質というべきものがあります。
けれども、
体は、自分の 食べたもので、できています。
何を食べ、 体をどのように 動かすかによって、
体の 形も、 体につく 力も、左右されるのです。
長い付き合いになる 自分の体に聞きながら、
自分の体に合わせて、生活していくことは、
とても大切なことなのです。
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